New York デザイン・ウィーク

世界4大家具ショーのひとつ、ICFF(国際現代家具見本市)が、慣例のジャビッツ・センターにて5月14日~17日まで行われました。ニューヨーク市内では協賛して盛り沢山のデザイン関係の催しが行われ、NY市長Bloomberg氏がこの期間を“ニューヨーク・デザイン・ウィーク”と名付ける程に大きくなってきました。
イタリアのミラノサローネも今年初の参加で、イタリア勢をピアー91と92にまとめ“isaloni”と名付けて展示しました。その分ICFFの会場からイタリー勢が減ったように見えました。インテリア・デザイン誌協賛のisaloniが、交通機関などの関連がうまくとれていなかったので、皆会場を探すのに苦労したようです。

【 1 】 デザインウイークすべての案内を網羅したINTERNIのカバー
以下、ICFF会場写真
【 2 】 AKARI
【 3 】 AITALI / COLLECTIONはカリム・ラシッド一色
【 4 】 相変わらずポピュラーな切り紙のランプ(写真4~5)
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【 6 】 Kenneth Coobonpue USA(写真6~7)
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【 8 】 建築関係の素材を提供する会社Robin Reigi
【 9 】 Swedish by Designのブース(写真9~14)
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Isaloni made in Italy の展示風景 (写真15~24)

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【 17 】 edra社 「Getsuen」梅田正徳デザインのチェアー
【 18 】 edra社 ホーキの先の様な椅子「Jenette」Femando e Humberto Campana(写真18~19)

Samp

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HORM社 伊東豊雄デザイン・99個サイン入りの彫刻/ベンチ
【 21 】 スペシャルイベント会場での食材を使ってのGaitano Peshe展・インストレーション(写真21~25)
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ICFFでは、マテリアルを主張して見せているところが興味をひいていたのと、デザイン学校のブースがやはり新鮮でおもしろかったです。また、出版物のスペースが大きくとられていたのが、目につきました。

今年初めて展示された、その場で買えるデザイン土産マート : DESIGNBOOMの会場がフレッシュで人気を集めていました。
http://www.designboom.com
http://www.designboom.com/mart.html
インターネット時代のデザイナーに人気のサイトが出展、ICFFと協力して、選んだ32Boothでほとんどが手作り作品で、$10-$100までの在庫を100個までと制限した商品群で、デザイン・スーベニールとして買ってもらい、この売上金を世界中のあちこちからDesignboom ICFF Mart 05に参加した費用に代えるというものでした。

【 26 】 Pratt Institute
【 27 】 紙布地のマシーンで切りとり、Bagをあげていた。School of The Art Institute of Chicago
【 28 】 Clemson School OF ARTCHITECTURE
【 29 】 フランスの雑誌「INTRANUROS」が、20周年記念にフランスの20年間のデザイン家具、上には雑誌のカバーを並べて、展示して目を引いていた。(写真30~32)
【 30 】 軽い新素材で話題のMGX社の照明具(写真30~32)
【 31 】
【 32 】
【 33 】 Ingo Maurerの初出展
【 34 】 スカンジナビアン・デザインの展示の一部
【 35 】 ICFF Book Store

第3回 デザインダウンタウン 開催

デザインイベントの中でも注目度の高いもののひとつで、今年で第3回目を迎える「デザインダウンタウン」が、アート・トレンドの発信地、チェルシーにあるガレージを改装したフォトスタジオ Drive-in Studioを舞台に、世界中から集まる若手デザイナーのインテリア・トレンドを発表しました。

その中でも、2階に突然現れたようなTOYOTA / Caltyのコンセプト・カーSciont2B車の「走るラウンジ空間」の新しい展示には、度肝を抜かれ、皆驚喜していました。

【 36 】 Downtown Cover
【 37 】 デザインダウンタウン入り口「INTERNI」の旗
【 38 】 デザインダウンタウン入り口ラウンジ
【 39 】 デザインダウンタウン1階の展示作品(写真39~42)
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【 43 】 デザインダウンタウン1階のドアノブ展示 Free:Go / GNG社(写真43~44)
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【 45 】 デザインダウンタウン2階・イベントの中のSheridan College
【 46 】 Cariati Studios -デザインダウンタウン2階・ガラス商品
【 47 】 2階ラウンジ風景(写真47~48)
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世界に一つしかないコンセプト・カー Sciont2B

この展示は、非営利財団IDNF(国際デザイン交流財団)のプロデュースで企画されましたが、世界に一つしかないコンセプト・カーSciont2Bは、Subtlet / Honesty / Ironyのテーマで、トヨタの米国デザインスタジオ・カルティ・デザイン・リサーチ・インク(本社カリフォルニア州ニューポートビーチ、蛭田社長)がデザインした新作コンセプト・カーです。昨年リサーチ段階でNYのデザインスタジオが関わり、3月の自動車ショーではすでに発表されましたが、デザイン・ウィークに集まる異なった層の人々の関心をよんでいました。
インパクトがあるのは車の形だけではありません。ドアーパネルにジッパーのついたポケット、座席はデザインされた2層の椅子張り地、内部の天井には動く光の色の変化を楽しめるデコレーション・ストライプや後のガラス窓がVideoスクリーンとしてファンクションし、外でピクニックをしながらVIDEOを楽しめるといったアイディアが盛りこまれています。車の後の壁にはコンピューターから映し出される著名人のQuartが、白いボードの説明とはまた違った、新鮮な興味をひいていました。

【 49 】 invitation
【 50 】 Sciont2B(写真50~53)
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Sample Content

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【 54 】 Sciont2B 展示風景(写真54~55)
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【 56 】 Opening パーティー風景(写真56~57)
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毎晩遅くまで、凝ったパーティーを開催

デザイン・ウィーク中は、あちこちのショールーム、ギャラリー、イベント会場で凝ったパーティーが毎晩10~20も開かれるため、これを選んでハシゴするには相当なエネルギーが必要とされます。
14日の晩は、5千人が出席したと言われる2つの大きなパーティーがありました。 ひとつは、マンハッタンにはまだない、赤い輪がマークのターゲット社がSOHO空き地に大きなテントでパーティー会場をつくり、凝ったケータリングとお土産も沢山あり。もうひとつは、ACE Galleryの広いスペースでDwellマガジンとDune社の、新しい家具の発表のユニークな見せ方が話題になっていました。New York デザインウィーク、ますますオフ・サイトの方が、大きく発展していくように感じました。

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【 68 】 Target ターゲットのパーティー(写真68~71)
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【 72 】 TargetのPartyの入り口には、キャラクターの片目に赤丸(Targetのロゴ)の犬と記念撮影してその写真をもらえるという記念品
【 73 】 Dwell – Dune Party(写真73~74)
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【 75 】 MossParty
【 76 】 Capellini Party(写真76~77)
【 77 】