NY恒例のインターナショナル・ギフトショー「Accent on Design」。25周年を迎えた今年は、2010年8月15日~19日にジャビッツ・コンベンション・センターで開催されました。

ロビーには、慣例になった「Sustainability」の特別展示スペースが設けられ、環境にやさしいギフト、パーソナルケアー、家庭用品などのプロダクトが展示されました。初めてのスペースとしてはMUSEUM of ARTS & DESIGNの「Museum Shop」が設けられ、アートグッズを単品で買うことの出来るショップが出現しました。エスカレーターをあがるとすぐ「Accent on Design」の会場です。入ってすぐの場所には、今回2回目の出展になる「アクセント・オン・ジャパン」が。日本の商品群を主にまとめたブロックです。ロゴ・サインも統一させ、日本の感性とセンスの良さを見せた展示は好評でした。

 

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 Gallery91のブースでは、今回はじめて展示したWASARAのテーブル・ウェアー、紙の工作所の空気の器や100 / 1のグリーティング・カードやXマス・カード、紙のメガネに興味が集まり、人の流れがとだえませんでした。Mauseumショップのバイヤーの問い合わせも多く、今後が期待出来そうです。

森畑インターナショナルのブースでは、今治産のやわらかく上質なタオルや、京都西陣のオリジナル柄を現代風にアレンジして作ったバッグ、炭の商品、オリジナルジュエリー等、彼等の感性で選んだものを展示販売していました。稲留インターナショナルでは、ファッションに関連した小物をいろいろ取り扱っていて、長く定評のある90度角のソックス品に加え、今回は新しい商品をいろいろ見せています。

 

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 東京の特注家具メーカーFUNFAM (Tanuma) は、次の世代の為にと環境問題を意識した家具を出展。また、子供に食卓マナーを教えることにも取組んでいます。FUNFAMの商品はNYでのニーズと一致し、雑誌にも取り上げられました。WASARAと共に、Museum of Arts & Designのパーマネント・コレクションにもなり、9月末からMUSEUMに展示が決まりました。元々は有田焼からスタートした西海(SAIKAI)は、ロスアンジェルスを拠点に、日本のオリジナル・モダン・デザインを全米に紹介していて、今回「アクセント・オン・ジャパン」のメンバーに加わりました。

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 1902年に設立されたRed Locationは、黒人労働者への職務のために認定された、南アフリカで最も古い黒人居住区のひとつです。この地は1948年初頭に、反アパルトヘイト運動の中心の一つに発展しました。アパルトヘイトの廃止に続く1994年、Port Elizabethの街はこの時代を記憶に留めるための博物館の建設を計画します。1998年の国際コンペで、建築家Noero Wolffがこの博物館設立を中心にした大きな都市開発プロジェクトの権利を獲得しました。
博物館の建設が進むと地元基盤の委員会が設けられ、地元住民の要求を受け始めました。その要求から、建設作業未経験の地元住民に、トレーニングさせたり仕事を与えたりするなどして、コミュニティーをこのプロジェクトに一体化させました。
博物館は、実用的な外観を持ちつつ、工業的な環境に打ち解けるよう、主にコンクリートや鉄で構成されています。住宅、図書館、都市アーカイブ、およびその他の共同スペースを含むRed Locationのためのこの計画は、長い間黒人居住区を特徴づけていたこの土地を隔離から戻すことを志し、新しい都市開発、都市基盤、そして文化の中心になることを目指しています。
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■ Manguinhos Complex
2005-10
Rio de Janeiro, Brazil
Jorge Mario Jáuregui / Metrópolis Porjectos Urbanos

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リオデジャネイロの北部の大都市Manguinhosは、2万8千人もの居住者を非公式にもつ「ファベラ」、いわゆるスラム街地区です。住民は、非常に高い犯罪率と公共の場や施設の不足に苦しんでいました。Jorge Mario Jáureguiは、スラム街をアップ・グレードさせた先駆者です。1993年に彼はリオの「ファベラ地区」プログラムから始め、2005年に市より「近代都市計画」のコミッションを受けます。身近な問題から長い目でみた問題まで徹底的に分析し、街を発展させていきました。
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